短編 その他 1
クロード達はリンガで出会った機械少女プリシス・F・ノイマンを仲間にした後、そのままラクールへ向かうべくリンガの町を後にする予定だった。
目指すはソーサリーグローブ。そのためにはラクールからエル大陸へと渡る許可が必要だ。エクスペルで巻き起こる異変は激しさを増しているため、一行には一刻の猶予もない。
が、いざこれから出発しようと思ったとき、その事件は起こったのだった。
「うーん……頭痛い…………」
仲間達が取り囲む中、プリシスは自宅のベッドでうんうんと唸り声を上げていた。
「38.0度、やっぱり熱があるわ………」
そしてそんなプリシスが口にくわえている体温計を手に取り、温度表示を確認したレナは困ったようにそう呟く。
「風邪なのかしら?」
「うーー……。喉痛いー、目も痛いー、なんだかお腹も痛いよー」
心配するレナをよそに、プリシスは体のあちこちが痛いと連呼した。これでは実際にどこが悪いのかさっぱり分からない。
「そんな事言ったって治らないんだし、少しは我慢して寝てなさい」
「えー、そんなの暇じゃん……」
「だめよ。きちんと寝て体力を回復させなきゃ……」
「ねー、クロードぉー……!」
プリシスは構ってほしげな瞳でクロードを見つめる。さっきの苦しそうな口調はうって変わり、一転して甘え声になっていた。
「アタシ、レナじゃなくてクロードに介抱されたいー。もっとお話しようよー」
「プリシス、具合が悪いんだったら、ゆっくり休まなきゃだめだよ」
クロードはそんなプリシスを窘めるよう言葉をかける。彼女の我儘に付き合っていてはラクールへの出発が延びるばかりでなく、隣にいるレナの機嫌までも損ねてしまいそうだったからだ。
「ちぇーっ、つまんないのー!」
プリシスは不貞腐れたようにそう言うと、両手で布団を口元のあたりまで引き寄せてしまった。彼女は拗ねたような目でレナへと視線を向けるが、レナは全く気にもしてない様子だった。
「それじゃ、私たちもちょっと出かけてくるから……」
「え、ほんとに!?」
だが、ここからしばらく席を外すというレナの言葉を聞いたプリシスは、赤みの帯びた頬をまた緩ませる。おそらくは鬼の居ぬ間に逃げ出すことを考えついたのだろう。だがそんな彼女の企みなどレナは当然のように察知しており、釘を刺すかのよう彼女に言葉を添える。
「……じっとしてなきゃダメよ?」
「おっけーおっけー、あたり前じゃん!」
「……オペラさんがここに残って看病してくれるみたいだから、何かあったら彼女に言ってね」
「……えっ、みんな行くんじゃなかったの?」
「あと、もし明日までに治ってなかったら、それからはずっとお留守番してもらうからね?」
彼女を一人にすれば、間違いなく部屋を抜け出してクロードの元へと来るに違いない。その目的はレナとの仲を邪魔することだろう。
プリシスはクロードに一目惚れしている。それは誰の目から見ても明らかだった。そのことには当のクロード本人も気が付いており、しつこいプリシスの勧誘にはレナともども頭を悩ませていたところだった。
だが今回、看護役を買ってでてくれたオペラを見張りにすることで、久々に邪魔されない二人の時間をとることができる。こんな状況では不謹慎かもしれないが、クロードとレナはそのことが少しだけ楽しみなのだった。
「それじゃ、私達は行ってくるから。オペラさん、よろしくお願いしますね」
「ええ、任せて! クロードくん、レナちゃん、楽しんできてね」
オペラはベッド脇に座っていたレナと場所を交代すると、ノイマン家を後にする仲間たちを笑顔で見送ったのであった。
あれからしばらく経っただろうか。
クロードやレナ、セリーヌは相変わらず町へと出かけている。今この部屋にはオペラとプリシスの二人だけ。どちらも退屈そうに午後の時間を過ごしていた。
「ほら、替えのタオルよ」
「ん、あんがと……」
オペラは濡れ布巾をステンレス製の洗面器で絞ると、それをプリシスの額にひたっと載せた。
「それにしても懐かしいわね。私も幼い頃はよく風邪を引いたときに駄々をこねたものだわ……」
席についたオペラは懐かしそうにそんな話を始める。だが、それを聞いたプリシスは不服そうに口を開くのだった。
「ちょっとぉ、アタシはもう16歳! 幼くなんかないよっ!」
「あら、そういえばそうだったわね……」
16歳にもなってこの精神年齢であることに呆れながらも、そういえば自分も機嫌が悪い時にはプリシスのようになるなぁと、オペラは彼女の姿を見ながら思う。
この原因は、まぎれもなく“嫉妬”“妬み”に違いない。いまごろクロードとレナが町中できゃっきゃしている場面など容易に想像できるため、プリシスとしては全くもって面白くないのだろう。
(風邪というよりも、ただ単に不機嫌なだけみたい……)
オペラは心の中でそう呟くと、ふっと笑みをこぼしたのだった。
「あっ! ねぇ、そういえばオペラさぁ……」
そんなとき、そっぽを向いていたプリシスは突然気が変わったのか、再びオペラのほうを向き、何か話を持ちかけてきた。
「ん、何かしら?」
「オペラが使っているあの武器、ちょっと昨日調べさせてもらったけど、すっごい技術だよね!」
プリシスは部屋の奥に立てかけられている、オペラの紋章銃を指差した。
「オペラの国って、あれほどの物を作る技術があるんだね」
「え、えぇ。まぁ、そうね………」
何かを企むかのように見つめてくるプリシスを前に、オペラは目が泳いだ。
今のところ自分は遠くの国から来たのだと、クロード以外のみんなには言ってある。仮にこんな所で本当のことを話そうものなら、すぐに未開惑星保護条約に違反したとクロードに咎められ、テトラジェネシスに帰るやいなやご用になってしまうだろう。
だが焦るオペラをよそに、プリシスはさらに質問を続けてきた。
「そんじゃーさ、とーぜん風邪とかをすぐに治す技術とかもあるんだよね?」
「え、ええ、まぁ。あることにはあるけれど……」
ここまで言いかけたとき、オペラはプリシスの企みが読めた。そしてそれと同時に、口を滑らしたことを激しく後悔してしまう。
だが、時すでに遅し。それを聞いたプリシスは一笑すると、むくっと上体を起こしたのだった。
「ねぇお願い。それでアタシを早く治して! ほら、このとーり……」
そう言って目を瞑りながら、手を合わせて必死にお願いするプリシス。こういうときだけは都合のいいことを並べるところといい、本当に典型的なお調子者である。
「……別に軽い風邪なんだし、そんなに早く治して何するつもりなの?」
「クロードとレナの邪魔に決まってんじゃん!」
オペラの問いかけに対し、プリシスは即答だった。
「そうねー……」
オペラはいざというときのため、冒険の際にはテトラジェネシス製の薬を常備していた。その中にはもちろん風邪薬も含まれている。そしてそれはプリシスの症状程度ならば一瞬で治してしまうほど高性能なものだった。
だが、はじめはその使用を断ろうかと思っていた。先進惑星の薬品を投与することは、未開惑星保護条約に抵触してしまうからだ。
しかし、ここでオペラにある一つの考えが浮かぶ。
(ちょっと待って。クロードとレナをプリシスが邪魔するなんて、よくよく考えてみればすっごく面白そうじゃない。そもそも私はエルと離ればなれだっていうのに、あの二人はいっつもベタベタしてるんだもの……)
他人の幸せを見ると、腹黒い性格がついつい表に出てしまう。自分は恋人を追っているという、いわば“悲劇の女”の立場である。仲の睦ましさを見せつけてくるクロードとレナの二人が、羨ましくないと言えばそれはウソになる。
「分かったわ、今すぐ治してあげる♪」
「ほんとぉ!? やったぁ!!」
「ええ。そのかわり、しっかりクロードくんとレナちゃんの邪魔をしてくるのよ」
「まっかせてよ!」
ガッツポーズを決めるプリシスと意気投合したオペラは、荷物の中から何やらカートリッジ状のものを取り出すのであった。
数分後。
「……ねぇオペラ、それって冗談だよね?」
プリシスが引きつったような笑いを浮かべながら、ベッドの隅にそそっと移動する。
「え、何が?」
オペラは不思議そうにそう聞き返した。
彼女が手にかけている紋章銃。その先にはいつもレーザー光線の発射口が取り付けられているのだが、今は一本の太い針が聳え立っていた。ぎらりと光るのその先端に、プリシスはぞくっと背筋を震わせるのだった。
オペラの持ってきた薬というのは、さきほど取り出したカートリッジの事だった。しかしそれは、飲み薬が入っているケースであるとか、そういった類のものではない。
これはなんと、紋章銃にセットすることでたちまち巨大注射器に早変わりするという代物であった。トリガーを引くだけで簡単に薬が投与できる、水も必要としない優れものだ。
今や彼女の故郷テトラジェネシスでは一般的なこの道具も、他人から見れば藪医者治療もいいとこである。あんな太い針に刺されるのだ。絶対痛いに違いない。
「よし、準備完了ね」
オペラはそう言うと、すっと立ち上がって紋章銃のトリガーに手をかけた。オペラと紋章銃の影に覆われたプリシスは、青ざめた顔でオペラに尋ね返す。
「……そ、それホントに効くの?」
「ええ。10秒で楽になるわ」
その問いにオペラはニコリと笑った。“楽になる”というのが意味深だ。紋章銃の先端で注射針(極太)がキラリと輝いている。
「さてと……それじゃあいくわよ」
そう言うとオペラは紋章銃をプリシスの方へ向けた。それはまるで今からモンスターと戦うような、一人の女性兵士そのもののようにプリシスには映った。
「え、ちょ、ちょっ……!?」
たとえ効果があろうとも、あんな太い針に自分から刺されたいなんて人は居ないだろう。
悶え苦しんでまで、この風邪を治す気などない。これならクロードへの執着を捨てたほうがマシだ。そう思ったプリシスが必死にオペラ止めようとした、その時……
「そうだぜプリシス。そんな物で病気を治すなんて、邪道中の邪道だ」
突然、どこからともなく男の声が部屋に響いた。それはプリシスにとって、よく聞き覚えのある声だった。
「だ、誰!?」
「ボ……ボーマン先生ー!」
プリシスの部屋は一階とエレベーターで繋がっている。まさに今それに乗って登場してきたのは、煙草を吹かせながら腕を組んだボーマンであった。
「ちょっと、なんでアナタが此処に居るのよ!?」
「まあ、あれだ。職業柄、リンガの中に病人が居たらすぐに察知できるようになったのさ」
獲物を逃がしたような表情で、突然現れたこの薬剤師に怒鳴るオペラ。ボーマンはそんな彼女に自分の能力を淡々と説明する。
「ボーマン先生! 助けにきてくれたんだね! アタシってば、ちょー感激!!」
「はっはっは……!」
一方のプリシスは寸でのところでオペラの魔の手から助けられ、まるでヒーローを眺めるかのように目を潤ませながらボーマンを見ている。そんなプリシスにボーマンはグーサインを送ると、彼女の声援に応えるべく白衣のポケットからあるものを取り出すのであった。
「風邪を早く治したいっていうプリシスの思いを感知して、コレ持ってきてやったぞ!!」
それを見たプリシスは、ボーマンに駆け寄ろうとしていた足がぴたりと止まる。
「ボーマン先生、それってまさかさぁ……?」
「そうだぜ。俺の特製、スペシャル風邪薬だ。よく覚えていたな」
ボーマンはそう言うと、どす黒い緑色の液体が封入された小瓶を、これ見よがしにプリシスへと見せつけた。さらに別のポケットから乳鉢を取り出した彼は、そこに瓶の中の液体を全て流し込む。ドロドロと垂れるように注がれるそれは、どう見ても薬のようには見えない。腐った野菜ジュースのようだ。
そしてその光景に、プリシスの顔は凍り付く。なにせ彼女は小さい頃、風邪をひいた時ボーマンによって同じ薬を無理やり飲まされ、その尋常でない不味さに気絶した記憶があるからだ。
「ちょっと! 私がはじめに治すって言ったのよ!」
「ああん!? 医者でもない奴の言い分なんて信用できねーな!」
そんなプリシスをよそに、ボーマンとオペラは言い争いを始める。どちらもプライドがあるのか、自分がプリシスを治すといって譲らなかった。
「なによ!? 辺鄙な未開惑星の得体の知れない薬に、我がテトラジェネシスの技術が負けるはずないでしょ!」
「おいおい、昔から餅は餅屋って言うだろ? ロクに薬の知識なんて無いくせに、よくそんな大口叩けたもんだぜ」
「なによっ!?」
「カリスマ薬剤師を馬鹿にするんじゃねえっ!」
オペラに関してはもろNGワード連発だったが、誰もその言葉を気にする余裕すら無かった。
「あ……やっぱ風邪治ったみたいかも………」
プリシスは冷や汗混じりにそんな二人を宥めた。それが今の自分の身を守るためにできる、精一杯のことだった。
「ああん!? とてもそんな風に見えねぇぜ!?」
「大丈夫よ。私が完全完璧に治してあげるから」
だがその説得も無駄に終わる。この二人を止めることなどもはや不可能であり、どう足掻いても焼け石に水だろう。
このままではオペラによって痛みで気絶させられるか、ボーマンの薬の不味さで気絶させられるか、自分の未来はその二択である。どちらにしろ、悲惨な運命が待ちうけていることに間違いはない。
「ひいっ!? ご、ごめんっ!!」
腹を括ったプリシスはそう言い残すと、二人の間をするりとすり抜け、エレベーターに乗り込んで一階へと続くボタンを素早く押した。
逃げる。これが彼女に残された第三の選択であり、そして唯一の希望へと続く道だった。
「あっ、待ちやがれ!?」
「逃がさないわよ!!」
オペラとボーマンも獲物を追いかける豹が如く、エレベーターへと突撃してくる。だがプリシスは必死に“閉”ボタンを連打したおかげで、間一髪のところで彼らが乗り込んでくる前にドアを閉めることができたのであった。
「あの二人やばいよー! この間に早く逃げないとっ……!」
一階にある居間にエレベーターが到達すると、プリシスはそう呟きながら駆け足で自宅の外へと向かうのであった。
普段は慌ただしく無人君を追いかけている、リンガ名物お騒がせ者の少女プリシス。そんな彼女が今は立場一転、二人の成人男女に追いかけられる羽目になっている。
見慣れない光景に、ここの住人はいつもと違った奇異の眼差しを向ける。それは滑稽な出来事かと思いきや、追う物も追われる者も真剣な表情をしている。
「ええーん。なんでこうなるんだよー」
プリシスは喚きながら、ひたすらに町中を逃げ続けていた。
「くっ、なかなか素早いわね……」
「ちくしょう。プリシスの奴め、こんなに足が速かったとは………」
銃や乳鉢を片手にそれを追いかける二人は、なかなか彼女との距離をなかなか縮められずにいた。それでもその勢いが止むことはない。プライドとプライドの激突が、事の発端である少女へと向けられる。
「いったいいつまでこうしてればいいんだよぉ……って!?」
いい加減なんとか振り切る方法を考えなくてはいけない。そんなことを思っていたプリシスだったが、ふと目の前に現れた人物に気づくと、急に走る速度を落とすのであった。
「げげっ、やっばー………」
なんとそこには、仲良くクレープを食べながら二人で歩いているクロードとレナが、プリシスの進行方向正面に居たのだった。
「ん……?」
そしてそのクロードとレナも、こちらを向いて固まっているプリシスに気がつき声を漏らす。
「ちょっとプリシス!? あなたどうして……」
見張っていたはずのオペラはどうしたのか。レナはなぜ家の外にいるのかプリシスに問い質そうとしたが、彼女の後ろから迫ってくる人影が見えるとその言葉を失ってしまった。なんとオペラが紋章銃片手に物凄い表情でこちらに向かってくるではないか。
「もらったわ!!」
ボーマンよりも若干リードしていたオペラは、プリシスが減速した瞬間を逃さなかった。勢いそのままに紋章銃の針先をプリシスの腕に刺すと、そのまま握りしめるようにトリガーを引いた。
「うぎゃあああああぁぁぁぁぁぁ!!!」
そして次の瞬間、腹の底から放たれるかのようなプリシスの絶叫が、リンガの町全体に響いた。
「おっ、おい。やべっ……!」
一方で風邪薬を投与する事に成功したオペラとは裏腹に、ボーマンは急な減速にバランスを崩してしまう。そしてそれと同時に、手にしていた乳鉢の中に入っている緑色の液体が、弧を描くように宙を舞うのだった。
「クロードっ! 危ない!」
レナがとっさにクロードに呼びかけたが、もう遅かった。“ドチャッ”という付着音とともにボーマン特製のヤバい薬は、クレープを食べんと口を開いていたクロードの口内へとジャストインしたのだった。
何も知らないクロードは、それをうっかり飲み込んでしまう。そして………
「ん? ………☆$ぐわー@□←β♂!!!」
そんな言葉にならない声を発し、一瞬にしてパタリと気絶してしまったのだった。それを見たレナから悲鳴の声が上がる。
「………あれ?」
レナがクロードを必死に揺する傍ら、オペラの紋章銃を刺されたプリシスはその悲鳴に気づいてむくりと体を起こした。
「うわ、体の調子が戻ってる! オペラの薬はホントに効くんだ!」
プリシスからは完全に痛みが引いていた。さすが先進技術を用いた注射。刺す瞬間以外は痛くないよう、きちんと改良されていたのだ。
プリシスは体に付いた砂をぱっぱと払いながら、きょとんと辺りを見回す。
「ほえ? なにこれ?」
その目には、達成感から感傷に浸っているオペラ、敗北感から地面に手をつき打ちひしがれているボーマン、完全に気絶して倒れているクロード。そして拳をにぎりしめながら怒りに震えているレナが映っていた。
「あなたたちねぇ………」
「あ、レ、レナ。これにはふかーい事情があってさあ………」
「なにしてんのよーーーーっ!!?」
その日は一日中、レナから仲間たちへと説教が続いていた。オペラとボーマンが反省している中、こっそりと脱げたそうとしたプリシスもレナに捕まり、まとめてこっぴどく叱られたのであった。
そして数年後、連邦の軍医となったレナが紋章銃型の注射器の製造・使用を禁止したのは、また後の話である。
fin.
あとがき
まずは最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
これは自分が小説サイトを立ち上げて以降、一番はじめに書いた短編です。
プリシスとボーマンの二人は、
リンガではいつも騒ぎの種になっているんだと思っています。
いい歳になっても、ボーマンみたいに馬鹿やれるのって、
すごく素敵なことだと思います。
当然、そんな彼とコンビを組むプリシスも。
ただちょっと今回は設定に無理があるかもしれません。
「なんだよ紋章銃で注射するって?」って、
自分で書いてて思ってしまいましたが、
引き下がることもできず、そのまま勢いでいってしまいました(笑)。
今後ともよろしくお願いいたします。
2008/11/1
ぷりん